セミウォーズ

どうも。セミ多くないですか?キャプテンです。

 

 

去年に比べて、セミの鳴き声が多くないですか?

 

こんないたっけ?ってくらい鳴いてるんですけど。

 

 

 

 

 

去年は逆に、セミってあんまり見かけなくなったなぁって思ってたのを覚えてるんで、絶対今年は増えてると思うんですよ。

 

 

セミ爆弾も見かけますし。

 

 

 

あの、屍かと思ったらまだ生きてる、心臓に悪いやつ。

 

ネットでも有名ですが、あれには見分け方があって、足が閉じてれば死んでる。足が開いてるとまだ生きているという。

 

このあいだも、家のすぐそばで出くわしたんですよ。セミ爆弾に。

 

歩いててパッと下を見たら、すぐ足元に爆弾があって、前述した知識を知ってましたから、瞬間的に足に目がいって

 

(あ、これまだ生きてる。爆弾の方だ…)

 

そう思った時には、時既に遅し。

こちらは既に右足を上げて次のステップを踏む瞬間ですから。

 

嘘ではなくスローモーションになりましたね。

危機的状況になるとたまにあるあの感覚。

 

戦争映画とかでありそうな、地雷を踏む兵士のシーンさながら、ゆっくりゆっくり足がおりていき、爆弾が爆発しました。

 

 

 

 

 

 

そして今日なんですが、家に帰る時間がすっかり遅くなってしまった23時。

 

周りが暗い静かな道を歩いてたら、ちょうど心臓のあたりですよ。

 

 

 

 

ドンッ

 

 

まるで突然ライフルで何かを撃ちつけられたような感覚が襲って

 

「うっ…」

 

と声をあげたほどの痛みが襲ったかと思うと、すぐ足元に弾丸もといセミが転がっていきました。

 

 

 

 

 

 

セミは人間に戦争を挑んでるのかもしれない。

 

それも身を粉にする、まるで旧日本軍のような戦い方で。

 

 

 

 

そう思った夏の夜。

 

 

ルンバ

どうも。掃除機が壊れました。キャプテンです。

 

 

3年前に6,000円くらいで買った、パッと見がダイソンみたいなカラーリングのなんて事ない普通の掃除機は、吸引力が見事に無くなって吸わなくなってしまったため、盆休み中にルンバをレンタルしました。

 

 

ルンバって種類がたくさんあるんですが、選んだのは1番オーソドックスなやつで、普通に買ったらたぶん5万くらいです。

 

5万の買い物はまだ少し悩むので、レンタルしてから決めようと思いました。

 

レンタルだと2週間で2,500円くらいです。

 

 

 

 

で、早速我が家に向かい入れ、試してみたところ

 

 

 

 

壁という壁に、もはや当たりに行ってるんじゃというくらいぶつかるおバカさんだった。

 

そしてコードというコードを轢いていく。

 

 

なるほど。これが噂に聞く、ルンバを買うと床に物を置かなくなるという副産物を生む正体。

 

 

ルンバで綺麗にしてるのか、ルンバのために綺麗にしてるのか、何か哲学めいた物を感じる。

 

 

 

 

ウチは1Kの部屋なんですが、扉を開け放して部屋全体を掃除させてみました。

 

 

 

 

 

初回という事で、最初はその一挙手一投足を見張ってたんですが、途中で飽きてしまい、終わるまでソファで寝転んでスマホをいじって待つことにしました。

 

言っても掃除機なんで、まぁまぁの騒音で自身のいる部屋とキッチンを行ったり来たりしてたんですが、こっちの部屋に戻ってきたタイミングでふと見ると、元気に玄関マットを引っ張って現れた。

 

 

 

さながら飼い主に自分の狩ってきた獲物を自慢する猫のように、こんなの捕まえたと言わんばかりに、玄関にあるべき玄関マットをリビングに連れてきて驚きました。

 

えぇーと思いましたが、放っておけばばそのうちどっかで離すだろうと放っておいたら、見事に元の位置に戻してくるというミラクルを起こしました。

 

おれが知らないだけで、もしやルンバには物をどかして掃除機する機能もあるのでしょうか。

 

 

 

その後、掃除開始して40分くらい経つも、なかなかベース基地に戻ろうとしない働き者のルンバ。

 

 

ただこのままだと、電池切れでその辺で行き倒れるのではと心配になり、説明書を確認すると、ルンバはちゃんと自分で充電基地に戻ると書いてある。

 

連動してるアプリを確認すると、ベース基地を探してますと出ていたので、おそらくそろそろ戻るのだろうと見守るものの、待てども待てども戻る気配が無い。

 

 

おかしいなぁとベース基地を確認すると、

おそらく掃除中に轢いたんでしょうね。

 

 

 

ベース基地のコンセントが抜かれてました。

 

 

 

 

なんてことはない。

迷子です。

 

 

 

しかも自分でベース基地を壊して見失うという間抜けっぷり。

 

 

 

その後、コンセントを繋いであげると、無事にベース基地に戻りました。

 

 

もしルンバに個体値があるのだとしたら、ウチにホームステイしに来たのは、とんだドジのルンバのようです。

 

 

愛嬌はあるかもしれないが、5万払うかどうかはまた別の話だ。

 

そうきつくルンバに言いつけました。

 

 

 

ツイステ

どうも。アプリは課金童貞。キャプテンです。

 

最近、とある事情でスマホゲームをやっています。

 

 

「ツイステッドワンダーランド」

 

 

 

一応ディズニー作品なんですが、パッと見はディズニーっぽさがないです。

 

 

ハリーポッターみたいな魔法学校が舞台で、魔法が全く使えない異世界から来たらしい主人公が、いろいろあって入学することになり、学校の生徒と触れ合いながら、元の世界に戻る方法を探すっていうストーリーです。

 

 

登場人物みんなイケメンの、いわゆるハーレムものの乙女系ゲームかと思いきや、

 

やってみたら、なんだかんだストーリーを追ってダラダラやり込んでる自分がいて、

 

 

 

 

あれもしかして、アタシ…///

そっち系の才能が

 

 

 

って事ではなく、単純に漫画読んだりアニメ観るような感覚でストーリー追えて、男の自分でも意外と楽しめてます。

 

序盤のガチャ2回目でSSRを2枚抜き出来たというのも大きい。

なんかせっかくいいカード引けたしってこともあってやり込んでます。

 

 

 

 

これ、知ってる人と知らない人の温度差が凄くて、知ってる人の中では『鬼滅の刃』の次にくるコンテンツって言われてるほど、いま大人気で、おそらく今年の下半期はトレンド間違いなしと言われてます。

 

 

グッズが出れば即完売。

ウエハースが発売すればAmazonが用意した分を上回る注文が殺到して、注文受付キャンセルが出て炎上してしまう始末。

 

キャラの誕生日になればTwitterのトレンド入り

CMが公開すればトレンド入り

イベントがあればトレンド入り

連日何かしらの関連ワードがトレンド入りしてます。

 

 

 

秋葉原とかでは缶バッジが1個5万円とかで転売されてて、メルカリでは既に自作のグッズが売買されるほど。

 

 

オタク業界で言われるところの「沼」を垣間見ました。

 

 

 

 

 

 

 

先日会った女性との会話の中でも、ツイステという共通の単語が発覚する前と後で、テンションがびっくりするくらい変わるのを目の当たりにしました。

 

ツイステの単語が出る前は「そうなんですね」、「なるほど」、「はいはい」みたいな、若干低めのテンションだったんですが、

 

スマホアプリやってるって言う話になったんで、これはもしかしたらと思い「何やってるんですか?」って聞いて「ツイステっていう〜」って出た後からの盛り上がりたるや。

 

 

「えぇー!ツイステ知ってるんですか?!」

「最初だれ選びました?だれ選びました?」

「私はスカラビア推しで〜」

ジャミルくん強くなかったですか?」

イデアくんバトルで使ったことあります?攻撃する時にデュクシって言うんですよw」

「フロイド人気あるけど嫌いなんですよねw」

「ヴィル様‼︎」

「次のポムのエピ楽しみしですよね‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

別人かと思うくらいのテンアゲだった

 

 

 

 

 

たぶん沼の住人だと思う。

 

 

細かいところまでは知らないんですが、

ツイステはまず声優が豪華らしいです。

あとストーリーがフルボイスなんで、声優好きはまずそこで沼にハマるんだと思われます。

 

あと単純にイケメンパラダイス

 

そして言ってもディズニーなんで、ディズニーのいろんな世界観が散りばめられていて、作中に隠れミッキーもいます。

もうディズニーファンも取り込むこの細やかさ。

 

戦闘とかは基本オートでも操作可能なので、単純にキャラを追っかけたいっていう理由でも全然続けられる。

 

 

そしてここからが凄いのが、今のところキャラが22人いるんですが、それぞれカードのレアリティとかに応じて、服装が違うんですね。

制服、運動着、白衣(実験着)、その他イベントに応じた服装。

 

もうこの辺が課金要素ですよね。

推しのカード全部集めたいっていう欲求を突いてくる。

しかもカード毎にパーソナルエピソードっていう、各個人の裏設定みたいな細かい情報が分かるストーリーが見れるんです。

兄弟がいて〜とか。

 

カード毎ですから、レアリティとか関係なしにそりゃ集めますよね。

 

あと、一定のレアリティは育てるとグルーヴィーって言われる限界突破みたいな要素があるんですが、そうするとカードの絵も変わるという抜かりなさね。

 

凄い。

 

 

それぞれのキャラにはご丁寧にプロフィールもしっかりあって

 

学年、クラス、出席番号

誕生日

身長

利き手

出身地

入ってる部活

得意科目

趣味

嫌いな事

好きな食べ物、嫌いな食べ物

特技

 

 

もうね、メディアミックスして儲ける要素バンバンですよ。

 

例えばお菓子作りが得意なキャラなんて、もうキャラクターカフェやるフリ全力じゃないですか。

ご丁寧に各自の好きな食べ物ありますし、なんならラウンジを経営してる寮が既にあって、一部ドリンク名が出てたりもするし。

 

そして来場者には限定コースターをランダムで配ると。

推しが出るまで通うでしょう。きっと。

Twitterとかで交換基本とかもされるでしょう。

 

ポップアップのカフェだけで何億って稼げるんじゃなかろうか。

例えばそれをディズニーランド内とかでやった日には、恐ろしい行列になるから、さすがにそこまではやらないでしょうけど。

 

 

もうこんなの金のなる木でしかない。

 

恐るべしディズニーですよ。

 

 

 

 

興味が出た方は、沼にはまらない程度にプレイしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイムマシンブルース

どうも。好きな作家は森見登美彦。キャプテンです。

 

大学時代から読み始めて、かれこれ10年以上。

今でも新刊が出たりすれば買って読むのですが、最近出た最新刊が『四畳半タイムマシンブルース』

 

 

 

タイトルでピンとくる人もいるかもしれませんが、これは『サマータイムマシン•ブルース』という作品が元になっています。

 

 

サマータイムマシン•ブルース』は元々ヨーロッパ企画という劇団の舞台の作品で映画化もされており、監督がなんと『踊る大捜査線』の本広克行監督。

 

 

主演に瑛太

ヒロインに上野樹里

真木よう子佐々木蔵之介、そしてムロツヨシの映画初出演だったりと、池袋ウエストゲートパークに匹敵するくらい、今や大物俳優達が若い頃に集結してる作品だったりします。

 

 

映画のキャッチコピーは

「タイムマシンの無駄遣い」

 

 

舞台はとある大学のSF研究会

前日にクーラーのリモコンが壊れてしまい、猛暑の中をぐったりしてる部員達が見つけたのは、タイムマシンのようなもの。

 

SF研だからと馬鹿にした誰かのイタズラだと思った部員達は、面白半分でいじってみると、本当にタイムマシンだった。

 

 

これがあれば何でもできると浮かれる部員たち。

過去に行くか未来に行くか。あぁでもないこうでもないと言い合いする中、一人が思いつく

 

 

「昨日に行って、壊れる前のリモコンを持ってくる」

 

 

かくして、史上稀にみるタイムマシンの無駄遣いが始まるのだけれども、過去を変えれば未来が変わり、最悪自分たちや世界ごと消えてしまうのではと気づいた主人公たち。

 

先に昨日に行ったメンバーたちの行う過去の改ざんをリカバリーしながら、昨日と今日を行ったり来たりする青春コメディ

 

 

 

最初の15分くらいは何気ない日常と、若干意味の分からない展開が続くのだけれど、

それが既に伏線になっていって、後半で答え合わせのように回収していく様子は秀逸で、ドラマの「木更津キャッツアイ」を思い出す。

 

こうしてる間、裏では実はこう動いてました。みたいな様子を展開し、

上下に画面を2つに分け、昨日の時間軸と今日の時間軸を同時に展開するなどの映像の工夫も面白い。

 

最後は見事にすべての伏線が回収されて、非常に気持ちよく終われる楽しい映画です。

 

 

で、今回読んだ『四畳半タイムマシンブルース』は、もともとヨーロッパ企画と親交のある作者が、『サマータイムマシン・ブルース』の原案をもとに、著書の『四畳半神話大系』の世界に融合させた作品。

 

元々『四畳半神話大系』はあの時こうしていれば~をいろんな時間軸で展開していく作品で、この『四畳半タイムマシンブルース』も、そのうちの並行世界の一つとして描かれている。

 

話の大枠や軸は『サマータイムマシン・ブルース』であるものの、省くところは省いてコンパクトにしつつ、それでいてオリジナリティも追加しながら、きれいに話がまとまってるから凄い。

 

一度映画を観て、ストーリーの大枠を掴んでいることもあって、スムーズに情景が浮かんでスラスラ読めた。

 

 

映画はアマゾンプライムで観れて100分くらいの作品なので、サクッと観れます。

 

実際、本を読んだ後に久しぶりに観たいと思って昨日観ました。

 

 

本も映画を観てストーリーを知ってれば、1日でサクッと読めてしまうので、おススメです。

 

 

 

 

 

 

 

物忘れ

どうも。最近物忘れが多くなったような気がする。キャプテンです。

 

30代前半にして、老いを感じています。

 

 

実は最近、ジムに行ってるんです。

ほぼ1年くらい幽霊会員で、お金だけを払い続けていたんですが、

昨今のコロナ騒動でジムも営業自粛となり、2か月くらい引き落としがなくなってました。

 

すると不思議なもので、行くなよ行くなよって言われると、自粛明けになんだか行きたくなってきて、見事に1年ぶりに復帰を果たしました。

 

そういえば昔から自分はスロースターターの大器晩成型だと自負していた部分があるので、1年間会費を払い続けていたのも、いつか来るこの時のための投資だと思えば、安いものだ。

 

 

 

 

 

そう言い聞かせて納得させています。

 

 

 

 

ジムでは色々やるんですが、最終的には有酸素運動で終わるのが良いという知識だけはあるので、エアロバイクみたいのに乗っています。30分くらい。

 

くらいと言うのは、実は時間を具体的に決めていなくて、本を読みながら漕いでいるので、区切りがついたらやめるというふうにしているためです。

 

大抵1章読み終えると30分以上は経っているので、その時の本の内容によって変わります。

 

運動もできて読書もできる。

 

コロナ禍で有意義な趣味を身につける自分は、いささか出来過ぎではないかと思う今日この頃です。

コロナが落ち着く頃には健康的な肉体に、知性も兼ね備え、向かうところ敵なしというバラ色の人生を約束されたといっても過言ではない。

 

 

最近買ったのは「ルビンの壺が割れた」

 

Youtubeで紹介されていて、あぁそういや読んでみたかったなぁと思いだし、文庫本が出たということで購入しました。

 

内容としては

昔付き合っていた男女が、Facebook上のメッセージで30年ぶりにやり取りして、当時2人に何があったのかと、それぞれの語られなかった事情を打ち明けていく、往復書簡形式の物語。

 

往復書簡形式というのは、互いの手紙やメールなどのやり取りだけで物語が進んでいくような形式で、書簡体小説などと言われる、小説の一つのジャンルなのですが、チャットや掲示板の書き込みを読むような感じで非常に読みやすい物語です。

 

実際読み始めて10分くらいスラスラ読み進められてしまって、

内容が頭の中にスムーズに入っていく入っていく。

なんならもう次の展開も読めてしまい、頭の中で物語が先行してしまうほどで、

もう実際10分で気づきましたよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ読んだわ

 

 

 

 

 

 

 

 

むしろ10分気づかずよく読めたなと。

 

書簡体小説自体は、ほかの作品でも読んだことはあるし、

冒頭の出だしも既視感はあったものの、似たような物語はいくらでもあるし、

ただまぁさずが20ページくらい自身のイメージ通り物語が進むと気づきますね。

 

思い出していって、頭のほうが文章より先行していくんだもの。

 

 

 

 

しかしながらそこからは少し苦戦しましたね。

 

 

最低でもあと20分、手持ちぶたさでペダルを漕がなくてはいけませんから。

 

 

いつもは本に集中してるんで、気づいたら30分以上経っていますが、こうなった時の残り20分たるや。

 

サウナであと5分って耐えてる時の感覚でした。

 

 

 

 

とは言え、一度読んだ本をまた買うことがあるなんて。

たまにそういう失敗談を聞いて「そんなことあるかいな」と思っていましたが、まさか自分がやってしまうとは思わなんだ。

 

つまるところ読んだ内容が全然頭に入っていないということなんだと感じました。

 

 

昔、会社の課題で読書感想文を提出するというあほみたいな課題があったんですが、その時ウケ狙いも含めて読んだ『読んでいない本について堂々と語る方法』という、これまたあほみたいなタイトルの本に「読んだ記憶なんて曖昧なものだから、読まなくたって語ることができる」みたいなことが書かれてたのを思い出しました。

 

 

そんなこんなで、読書管理アプリを利用したり、こうしてブログで感想を書いたり、アウトプットをしていこうかと考えた次第です。

 

 

外食に行けないので自炊も始めたんですが、スーパーで買い物をした帰りに、そんなことを思いました。

 

もうコロナ禍でどんどん活動的な人間になっていく自分が本当に恐ろしいです。

 

そして、買って帰ってきた新品のたまごをしまおうと冷蔵庫を開けたら、昨日買った全く同じ新品のたまごがあったのも恐ろしかったです。