セミウォーズ

どうも。セミ多くないですか?キャプテンです。

 

 

去年に比べて、セミの鳴き声が多くないですか?

 

こんないたっけ?ってくらい鳴いてるんですけど。

 

 

 

 

 

去年は逆に、セミってあんまり見かけなくなったなぁって思ってたのを覚えてるんで、絶対今年は増えてると思うんですよ。

 

 

セミ爆弾も見かけますし。

 

 

 

あの、屍かと思ったらまだ生きてる、心臓に悪いやつ。

 

ネットでも有名ですが、あれには見分け方があって、足が閉じてれば死んでる。足が開いてるとまだ生きているという。

 

このあいだも、家のすぐそばで出くわしたんですよ。セミ爆弾に。

 

歩いててパッと下を見たら、すぐ足元に爆弾があって、前述した知識を知ってましたから、瞬間的に足に目がいって

 

(あ、これまだ生きてる。爆弾の方だ…)

 

そう思った時には、時既に遅し。

こちらは既に右足を上げて次のステップを踏む瞬間ですから。

 

嘘ではなくスローモーションになりましたね。

危機的状況になるとたまにあるあの感覚。

 

戦争映画とかでありそうな、地雷を踏む兵士のシーンさながら、ゆっくりゆっくり足がおりていき、爆弾が爆発しました。

 

 

 

 

 

 

そして今日なんですが、家に帰る時間がすっかり遅くなってしまった23時。

 

周りが暗い静かな道を歩いてたら、ちょうど心臓のあたりですよ。

 

 

 

 

ドンッ

 

 

まるで突然ライフルで何かを撃ちつけられたような感覚が襲って

 

「うっ…」

 

と声をあげたほどの痛みが襲ったかと思うと、すぐ足元に弾丸もといセミが転がっていきました。

 

 

 

 

 

 

セミは人間に戦争を挑んでるのかもしれない。

 

それも身を粉にする、まるで旧日本軍のような戦い方で。

 

 

 

 

そう思った夏の夜。